『GPZ900R』

1996年4月29日発行/ザ・カスタムマシン8 掲載

 

ジェットスキーのポップ感覚を

グラデ処理を駆使したカワサキ・ロゴとチェッカーフラッグのデザイン・ペインティングで、ひときわ軽快でポップなフォルムとなったGPZ900Rニンジャ。
これはオートマジックがジェットスキーも扱っていることに由来する。
メーカー出荷状態のジェットスキーがあまりにも味気ないものなので、必ずポップなペイントを施す習慣があるからだ。
実際のデザインとペイント作業は、阿部ノリックなどのヘルメットを担当するYFデザインが行ったもの。オートマジックの本業としてのカスタムは、このマシンではエンジンはSTDのまま足まわり中心で行なった。
メーターは基本的にSTDだが、文字盤を白地に変更してすっきりしたイメージを加えている。
ハンドルまわりはGSX-R1100フォークを流用する関係からトップブリッジを使い、その上に大きく手前に引いたFZX750用ハンドルブラケットを装着して、アップハンドルに変更。
エンジンはキャブまでSTD。
イエローコーン製サブフレームを装着する
STDのウインカーステー用孔はパテ埋めしてペイント。
カラーリングの変更でシャープなイメージをさらに演出している。
足まわりはフロントに’90GSX-R1100用倒立フォーク、前後ホイールともブレーキ関係まで完全に流用・移植している。
リヤショックはオーリンズ製を採用。マフラーは月木制アレーテデクスター(アルミサイレンサー・タイプ)をチョイス。

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【ベースマシーン】

GPZ900R

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