ARAKI’s Column荒木美佐夫のコラム

「職」

DSCF3943

この時代、個人経営の零細企業が生き残って行くことは決して容易ではない、しかし、本人次第では可能性は、まだ沢山残っている、逆に勤めている方達はどうだろう
今まで企業や大会社に入れば安泰・・・といった年功序列、終身雇用や天下りや年金生活と言った社会通念はもう過去のものとなりつつある。
経営者もお勤めの方も平和ボケしちゃった会社や人材は、惰性に流され、信念やこだわりもなく、みんなと同じが安心な日本人。
しかし現実は、 冒険や勝ち負けを避けてでは残ることができない時代になってきたようです。

ごまかしが通用しない世の中に変化する中、会社に頼ってもいられない実力社会になってきた、これまで誠心誠意会社に貢献してきたのに、会社の都合で、今の時代に便乗したやボーナスカットやリストラと言った、身勝手な会社役員の方針にビビリながら、主は、ローンのため、家族のため、老後のため・・・としがみついていなければならない。どうして・・・
日本の何かが変わらざるを得ない転換期にあると痛感する。
よくテレビで見かける報道で、
”最近の若者は今、フリーターが増えている・・・・何を考えているんだ???将来はあるのか??日本が危ない!!”
メディアも、年輩の人たちも、誰もが日本の将来を危惧する、でもフリーターである本人が一番そのリスクや立場を知っている
ただ形として経歴として実績がないので、大きな事が何も言えないだけで、フリーターこそが、実力が問われるこれからの社会で求められる体系ではないかと思う。

将来のフリーターとは、ある一定の枠の仕事は達人で、何処へ行っても活躍できる実力者としてプロフェッショナルの派遣社員、要するに必要な時に必要な期間、高額で働くといった、適材適所に契約期間労働する、雇う側と雇われる側お互い本質を求め合う、そこで合致してしまった時には、大きな発展があるのでしょう・・・、
しかし、フリーターの中には、ただの天の邪鬼で、うすっぺらな考えな人では、「定職が持てない人」で人生が終わってしまうでしょうが・・・?。

死語になりそうでならない、「脱サラ」
年齢的なものやプライドもあって、若者には負けたくはないけど、発想転換が乏しい、ものぐさ、守りに入ってしまって冒険が出来ないジレンマなど沢山ある、独立、転職が全てではないが、どうアガいても今の現状が良くならない・・・と言う時は最後には「自分って何が出来るのだろう・・・」と言う所に到達するでしょう。
もちろん、古いモノや古いやり方を続ける事を、馬鹿にするわけではない伝統的なモノや由来のあるモノを後世に伝えていくこともとても大切なことだ。
がしかし、今日本に足りない、いや、忘れかけてると言われているベンチャー的なモノとは別だと思う。
そう言ったことから、当ショップは気持ちや考え方だけでも、これから先の日本をショって行く人たちを 応援する意味で、何か生み出せるような人材作りを心がけてます。

当社は専門学校ではないのでマニュアル通りの技術、商法はございません!!
本人の学歴や素性は一切関係無し。
各自の発想と、開発力、順応性、応用力、社交性を磨きながら、普通のショップでは、携わるチャンスがないような仕事をレベルに合わせドンドンやってもらう、もちろん厳しいチェックは終始有ります。そのチャンスをどうこなすか、見よう見真似・当社のファクトリーに聞く・独学・・・・
その中で自分の得意・不得意を見つけ、得意な部分をドンドン延ばして欲しいと思うだけです。
その先に何かがきっと見えて来るはずです。

TOPへ戻る